「.lolって本当に使えるの?」
一見ネタやジョークのように見える「.lol(ドットエルオーエル)」ドメイン。
しかし、SNS世代やZ世代を中心に、ユーモアや親しみやすさを前面に出したサイト作りに活用される機会が増えてきました。
笑いや面白さを意味する“LOL(Laugh Out Loud)”をそのままTLDにした.lolは、一風変わった個性を演出したい人や、若年層向けコンテンツを展開したい人にぴったり。
とはいえ、「ネタに見えて信頼されにくいのでは?」「SEO的にはどうなの?」といった不安を感じる方も多いはずです。
この記事では、.lolドメインの意味や特徴、メリット・デメリット、活用に向いている用途や他TLDとの違いなどを、プロの視点でわかりやすく解説していきます。
ちょっとふざけてるようで、実は戦略的。
そんな.lolの本当の魅力を探っていきましょう!
.lolドメインの基本情報
.lolドメインは、2015年に新しく登場したgTLD(ジェネリックトップレベルドメイン)の一つです。
運営は大手ドメインレジストリ「XYZ.COM」が行っており、ユーモアやエンタメ、カジュアルなコンテンツとの親和性が高いドメインとして知られています。
「lol」は英語のネットスラングで「Laugh Out Loud(声を出して笑う)」の略。
登録に関しては、法人・個人問わず、世界中の誰でも取得可能で、特別な制限や審査もありません。
特に、YouTubeチャンネルの専用サイト、ゲーム系コンテンツ、バラエティ系ブログ、パロディブランドなど、「ちょっと笑わせたい」「親しみを感じさせたい」ときにぴったりのドメインといえるでしょう。
.lolの意味
.lolドメインの「lol」は、インターネットスラングでおなじみの「Laugh Out Loud(声を出して笑う)」の略語です。
SNSやチャット、掲示板などで、面白いコンテンツに対してリアクションとして使われる表現として広く浸透しています。
この「lol」をそのままTLDにしたのが.lolドメインです。
つまり、.lolには単なる文字列以上の、「楽しさ」「親しみやすさ」「軽やかさ」といった感情的な意味合いが込められているのが最大の特徴です。
また、ユーモアだけにとどまらず、以下のようなニュアンスにも活用できます。
- カジュアルで垣根の低い印象を与えたいとき
- 「自分たちはマジメすぎません」というメッセージをこめたいとき
- ジョーク・風刺・ネタ要素を含んだサービスやブランドにしたいとき
形式的で堅い印象を避けたい場面で、.lolは強力な「ゆるさ」の演出ツールとなります。
.lolはどこの国のドメイン?
.lolは、特定の国に割り当てられた国別ドメイン(ccTLD)ではなく、gTLD(ジェネリックトップレベルドメイン)の一種です。
つまり、.jp(日本)や.fr(フランス)などのように、特定の国家や地域に属しているわけではなく、世界中の誰でも利用できるドメインです。
この.lolドメインは、ドメインレジストリ「XYZ.COM」によって提供されています。
gTLDとしての.lolは、国や業種に縛られない自由な使い方ができるため、個人・企業・団体など幅広い用途で利用が可能です。
特に、オンラインゲームのチャットでよく使われるワードであるため、グローバルなユーモアやインターネット文化との親和性が非常に高いです。
SNS世代・若年層向けのプロジェクトやブランドに適しているドメインといえるでしょう。
.lolは誰でも取得できる?
結論からいうと.lolドメインは世界中の誰でも取得可能です。
また、.lolはスポンサー付きTLDや国別ドメインとは異なり、登録条件や居住要件が一切設けられていないgTLDであるため、非常にシンプルかつ手軽に取得できます。
取得の流れも他の一般的なドメインと同様で、大手ドメイン取得サービスで登録が可能です。
価格も比較的リーズナブルで、初年度はキャンペーン価格で数百円台から取得できることも多いです。
サブドメインやメールアドレスとして活用することももちろん可能で、ユニークで覚えやすいネーミングを実現したい人にとっては非常に魅力的な選択肢です。
.lolドメインの特徴とメリット
.lolというと冗談のように思えるかもしれません。
しかし、だからこそ差別化しやすく、戦略的に使うことでユニークで親しみやすいブランドを作ることができます。
ここでは、.lolドメインならではのメリットを3つ紹介します。
- 圧倒的なインパクトと記憶性
- ユーモア・カジュアルな印象を演出できる
- 希望の文字列が取りやすい
1. 圧倒的なインパクトと記憶性
「.lol」という見慣れないTLDは、それだけで目を引き、一度見たら忘れにくいドメイン名になります。
ネタ感があるぶん、「何だこのサイト?」と興味を持ってもらえる可能性が高く、SNSや動画コンテンツと相性抜群です。
2. ユーモア・カジュアルな印象を演出できる
.lolはその意味からして「笑い」「楽しさ」「ゆるさ」を象徴します。
例えばエンタメ系YouTubeチャンネル、ミームサイト、面白商品ブランドなどでは特に最適でしょう。
3. 希望の文字列が取りやすい
まだ利用者が少ない新興TLDのため、.comではすでに取られているような短くシンプルなドメイン名でも取得できる可能性が高いです。
「〇〇.com」がダメでも「〇〇.lol」なら取れる、というケースも多く、アイデアをすぐに形にしやすいのも魅力です。
.lolドメインのデメリット・注意点
インパクトがあり、ユニークな.lolドメインですが、その自由さゆえに注意すべきポイントも存在します。
用途や目的によってはデメリットとなりうる側面もあるため、導入前に確認しておきましょう。
ここでは以下の2つの点について解説します。
- 信頼性に欠けると感じられることがある
- 再ブランド化が難しい場合がある
1. 信頼性に欠けると感じられることがある
「lol=笑い」のイメージから、フォーマルな場面やビジネス用途では信頼されにくい場合があります。
2. 再ブランド化が難しい場合がある
最初はネタや話題性でスタートしても、後から真面目なブランディングに切り替えたいと感じたとき、「.lol」の印象が足を引っ張る可能性があります。
長期的なブランド戦略を想定している場合は、用途との相性をよく見極めることが重要です。
.lolドメインのSEO評価は?
「.lolってSEO的に不利じゃないの?」と心配する方も多いかもしれませんが、ドメインのTLDがSEOに直接悪影響を与えることは基本的にありません。
中身が評価される時代
検索エンジンが重視するのは、あくまでもコンテンツの質・構造・ユーザー体験・被リンクの信頼性です。
スパム対策の観点でやや慎重に扱われる可能性
ただし、.lolのようなカジュアルなTLDは一部でスパム的に使われることもあり、ドメイン全体の信頼スコアが低く扱われるケースがあるといわれています。
そのため、信頼されるサイトであることを示す工夫(例:HTTPS化、明確な運営者情報の掲載、良質な被リンクの獲得など)がより重要になります。
ブランディング次第でSEOにプラスも
逆に、「.lol」というユニークなTLDを活かしてSNSや外部メディアで話題になれば、ナチュラルな被リンク獲得やブランド名検索の増加につながることも。
SEO面でも強力な武器になり得ます。
.lolドメインと他TLDとの違い
.lolは個性やユーモアを重視したドメインですが、定番のTLDである.com、.net、.jpと比べてどうなのか気になる方も多いでしょう。
ここでは、利用者の多い主要ドメインとの違いを整理し、どんな目的に向いているのかを明確にしていきます。
- .lolと.comの違い
- .lolと.netの違い
- .lolと.jpの違い
.lolと.comの違い
.comは「commercial(商業)」を意味し、世界中でもっとも広く利用されているTLDです。
.lol:笑いやカジュアルさを前面に出したいときに適したTLD。
遊び心のある個人・エンタメ系サイトに最適。
.com:ビジネス・個人問わず、あらゆるジャンルで使用される万能型TLD。
信頼性と知名度が非常に高い。
信頼性重視なら.com、ユーモアや親しみやすさを前面に出したいなら.lolが適しています。
.comについては以下の記事で詳しく解説しています。
chevron_right 初心者必見!.comドメインの意味やメリット・デメリットなどを解説

.lolと.netの違い
.netは「network(ネットワーク)」に由来し、もともとはインフラ・通信系を中心に利用されていたTLDです。
.lol:インパクトやネタ要素を重視し、若年層向けやエンタメ系に最適。
やや尖った印象も。
.net:技術系、IT系、サーバー関連などのサイトによく使われる。
現在は汎用的にも使われるが、やや専門的な印象も残る。
真面目な印象を与えたいなら.net、カジュアルで個性的にいきたいなら.lolが向いています。
.netについては以下の記事で詳しく解説しています。
chevron_right .comだけじゃない!.netドメインを選ぶ理由と注意点を徹底解説

.lolと.jpの違い
.jpは日本国内に住所を持つ個人・法人しか取得できない、日本専用のccTLD(国別ドメイン)です。
.lol:国や地域の制限がなく、誰でも取得可能。
グローバルかつ非公式な印象で、親しみやすさが強み。
.jp:日本国内での信頼性が高く、「日本発の公式サイト」という安心感を与えられる。
日本市場での信頼感を重視するなら.jp、国境を越えたライトなコンテンツを展開するなら.lolが選択肢になります。
.jpについては以下の記事で詳しく解説しています。
chevron_right .jpドメインの魅力とは?SEO・信頼性・他TLDとの違いをまとめて解説

.lolドメインはこんな人・用途におすすめ!
.lolドメインは、笑いや遊び心を前面に押し出したいプロジェクトに最適です。
以下のような真面目さや格式よりも、親しみやすさ・ユーモア・インパクトを重視したい方には特におすすめできます。
- エンタメ・バラエティ系のYouTubeチャンネルや動画メディア
- ジョーク商品・ネタブランド・パロディ企画
- ゲーム・ミーム・インターネット文化に寄せたコンテンツ
- 真面目になりすぎたブランドの“遊び場”として
1. エンタメ・バラエティ系のYouTubeチャンネルや動画メディア
笑えるコンテンツやおふざけ系チャンネルのブランドサイト、グッズ販売、LPに.lolはぴったり。
URLを見るだけで「面白そう!」と感じてもらえるため、クリック率やSNSとの相性が非常に良好です。
2. ジョーク商品・ネタブランド・パロディ企画
「笑いを取りにいく」こと自体が価値になるケースでは、.lolというドメインがそのままブランドメッセージの一部になります。
例えばユニークなグッズ販売や期間限定のネタ企画などです。
3. ゲーム・ミーム・インターネット文化に寄せたコンテンツ
インターネット文化に馴染みのある若年層向けのサービスでも.lolは強く印象づけることができます。
例えばゲーマー向けコンテンツ、ミーム紹介サイト、サブカル系サービスなどです。
4. 真面目になりすぎたブランドの“遊び場”として
既存ブランドとは別に、“裏アカ”のような感覚で遊び心のあるサブサイトを作りたい場合にもおすすめです。
例としては「corporate.jp」は会社の公式サイト、「corporate.lol」は社員の裏話コンテンツ、というようなイメージです。
.lolドメインの取得方法とおすすめレジストラ
次に.lolを取得できるドメイン取得サービスを紹介します。
.lolは国内外問わず、多くのドメイン取得サービスで取得が可能となっています。
中でも国内では以下のようなサービスで取得が可能です。
- バリュードメイン
- ムームードメイン
- お名前ドットコム
- Xserverドメイン
- スタードメイン
また、.lolの相場は以下のようになっています。
- 取得価格:150円〜300円程度
- 更新価格:3,000円〜5,000円程度
ちなみに、.jpドメインは.lolと同じくらいの価格になっています。
そのため、.lolが特別高いドメインというわけではありません。
.lolドメインと関連するTLDドメイン
.lolはユーモアや遊び心を象徴するドメインですが、同じくエンタメ性や個性を強調できるTLDはいくつか存在します。
ここでは、.lolと関連する5つのTLDとの違いを解説します。
- .fun(ドットファン)
- .game / .games(ドットゲーム / ドットゲームズ)
- .quest(ドットクエスト)
- .mobi(ドットモビ)
- .social(ドットソーシャル)
1. .fun(ドットファン)
意味:楽しさ・娯楽を連想させるTLD。
用途:イベント、ゲーム、キャンペーン、個人ブログなど。
違い:.lolが「笑い」や「ユーモア」寄りなのに対し、.funはより広い意味での楽しさや気軽さを表現。
コンテンツの方向性がジョーク寄りなら.lol、カジュアルな娯楽全般なら.funというイメージです。
2. .game / .games(ドットゲーム / ドットゲームズ)
意味:ゲーム業界やゲーマー向けに特化したTLD。
用途:ゲーム紹介サイト、eスポーツチーム、実況系チャンネルなど。
違い:.lolはゲーム用途にも使えるが、ジャンルを問わず使えるユーモア系。
一方で.game / .gamesは「ゲームに関する情報」と明確に伝える特化型TLD。
3. .quest(ドットクエスト)
意味:冒険・挑戦・探求を表すファンタジー色のあるTLD。
用途:ゲーム、教育、プロジェクト型サイトなど。
違い:.lolは「楽しさ」や「バカっぽさ」に振り切れるのに対し、.questはより世界観やストーリー性を重視する用途に向いている。
4. .mobi(ドットモビ)
意味:mobile(モバイル)に由来し、スマホ対応サイトを意識したTLD。
用途:モバイルアプリ紹介、スマホ専用LPなど。
違い:.lolがエンタメ志向なのに対し、.mobiは技術面・閲覧環境への対応を意識した機能型TLD。
ターゲットや文脈が大きく異なる。
5. .social(ドットソーシャル)
意味:ソーシャルネットワーク、コミュニティ、つながりを表すTLD。
用途:SNS系サービス、コミュニティ運営、発信系プロジェクトなど。
違い:.lolは瞬間的な笑いや親しみを演出するのに対し、.socialは「人と人とのつながり」や「情報発信」を主眼とするTLD。
.lolドメインの活用事例まとめ
では、.lolはどのようなサイトで使われているのでしょうか。
ここでは2つのサイトをご紹介します。
- お笑い関連企業の公式サイト
- 画像共有サイト
1. お笑い関連企業の公式サイト
ドメイン名:fany.lol
吉本興業の子会社である「株式会社FANY」という企業の公式サイトです。
まさに.lolドメインがピッタリなサイトです。
2. 画像共有サイト
ドメイン名:stickers.lol
「Stickers.LOL」というサイトのドメインです。
WhatsAppというチャットアプリ内で使用されるステッカー(LINEで言うスタンプ)を共有できるサービスになっています。
面白いステッカーが多く掲載されていることから、こちらもピッタリなドメインと言えるでしょう。
.lolドメインのよくある質問
- .lolドメインって本当に使って大丈夫?ネタすぎない?
-
問題なく使用できます。
.lolはICANN公認の正規gTLDであり、Googleなどの検索エンジンにも正式に認識されます。
確かにネタ的な印象はありますが、それを戦略的に活用すれば、むしろ強い個性やブランドとして機能します。 - .lolドメインはSEOに弱いって本当ですか?
-
いいえ、SEOに直接不利になることはありません。
GoogleはTLDの種類を検索順位の評価基準にはしておらず、コンテンツの質やユーザー体験が最も重視されます。 - メールアドレスやSSLにも使えますか?
-
はい、.lolドメインでもメールアドレス(例:info@(社名).lol)やSSL証明書の取得は可能です。
セキュリティ面でも他のgTLDと同等の扱いとなります。 - ふざけすぎて企業イメージを損なうことはありませんか?
-
場合によってはあります。
特にフォーマルな業種や公的機関には不向きです。
ただし、エンタメや若年層向け、裏企画やキャンペーン用途では高い訴求力を発揮します。
使い方次第で、遊び心と信頼性のバランスを取ることも可能です。 - どこで取得できますか?
-
お名前.com、ムームードメイン、Xserverドメインなどの主要レジストラで取得可能です。
価格も比較的安価で、初年度はキャンペーン価格で提供されていることが多いです。
まとめ|.lolドメインは“笑い”と“個性”で勝負したい人に最適な選択肢
.lolドメインは、ユーモアやエンタメ性を前面に出したい人にとって、非常に強力なブランディングとなり得ます。
一見ネタのように思えるかもしれませんが、その軽やかさこそが差別化につながり、若年層やネット文化に親しみのあるユーザーに強く響くTLDです。
もちろん、信頼性やフォーマルさを求められる用途には不向きな面もありますが、遊び心や話題性を演出したいときには他にないインパクトを発揮します。
使い方次第では、企業の裏企画やプロモーション、サブブランドにも有効活用できる柔軟なドメインでもあります。
- 面白いことをやりたい
- 覚えやすいドメインを探している
- コンテンツに「ノリ」や「ネタ感」を持たせたい
そんな方は、.lolドメインをぜひ一度検討してみてください。


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